小説家になろうで、作品を投稿しているユーザーは何%? 投稿作品数は?

投稿日:2026-08-21

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はじめに

投稿作品数別のユーザー数:サムネ

 小説家になろうには、たくさんのユーザーがいます。

 では、その中で実際に小説を投稿している人は、どのくらいいるのでしょうか?

 なろうAPIを使った「なろうデータ分析」シリーズ第一弾! 今回は投稿作品数ごとのユーザー数を調査します。

作家率は約12%

 今回(2026年8月21日)調査したところ、小説家になろうの全ユーザー数は、約295万人(2,955,936人)でした。

 そのうち、作品を1作品以上投稿したことのあるユーザーは、約35万人(359,150人)であり、これは全体の12.1%にあたります。

 つまり、小説家になろうのユーザーを10人集めると、1人は作品を投稿している計算になります。

 作家率が12%というのは、けっこう高いのではないでしょうか。

 たとえば、「したい人、10000人。始める人、100人。続ける人、1人。」という言葉を考えると、その10倍は始めた人がいるわけです(全ユーザー数をしたい人とするのは乱暴ですが)。

 小説家になろうでは意外とテキストを書いたことのある人が多いようです。

 補足として、今回取得したデータは小説家になろうのアカウントに基づいています。そのため、ノクターンノベルズ、ムーンライトノベルズおよびミッドナイトノベルズにおけるXアカウント(18禁アカウント)のデータは取得できていません。

 どういうことかというと、ノクターンノベルズで投稿しているけれども小説家になろうには作品を投稿していないという場合、データ上では投稿作品が0とカウントされます。

 そのため、(Xアカウントを作るためには小説家になろうのアカウントが必要なことを踏まえると)実際の作家数はもっと多いと予想されます。

作家の中でも、1作品だけの人が多い

では、作品を投稿しているユーザーは、何作品くらい投稿しているのでしょうか。

投稿作品数別のユーザー数

0作品:2,596,786人(全ユーザーの87.8%) 1作品:214,907人(全ユーザーの7.3%/全作家の60%) 2作品:56,823人(全ユーザーの1.9%/全作家の16%) 3作品:26,199人(全ユーザーの0.9%/全作家の7%) 4作品:14,713人(全ユーザーの0.5%/全作家の4%) 5作品:9,580人(全ユーザーの0.3%/全作家の2.6%) 6~10作品:20,365人(全ユーザーの0.7%/全作家の5.6%) 11~50作品:14,696人(全ユーザーの0.5%/全作家の4%) 51~100作品:1,158人(全ユーザーの0.04%/全作家の0.3%) 101作品以上:709人(全ユーザーの0.02%/全作家の0.2%)

 もっとも多かったのは1作品だけ投稿しているユーザーで、214,907人でした

 これは全ユーザーの7.3%、作品を投稿したユーザーだけで見ると60%になります。6割の人が1作品の投稿で筆を置いていることになります。

 なお、長編も短編も等しく1作品と集計している点に注意が必要です。

 他方で、101作品以上投稿しているユーザーが3桁います。

まとめ

 今回のデータから見えてくるのは、ユーザーの投稿状況に偏りがあることです。

 まず、全ユーザーのうち作品を投稿している人は12.1%。

 そして、その「作家」の中でも、1作品だけ投稿している人が60%を占めています。

つまり、

・なろうユーザーの大部分は作品を投稿しておらず、

・投稿している人の中でも、複数作品を継続的に投稿している人は一部であり、大半の人は1作品しか投稿していない

という状況です。

この数字はどうやって調べた?

 今回のように、小説家になろうに存在するデータを調べるには、小説家になろう公式が提供しているAPIを利用します。今回は、なろうユーザ検索APIを利用しました。

 APIとは、簡単に言えば、ソースコードによって小説家になろうのデータを取得するための仕組みです。

 今回の調査結果は、投稿作品数ごとのユーザー数を取得することで得られました。

 APIを使えば、

・投稿された作品のデータ ・ランキングデータ ・ユーザーデータ

などのさまざまなデータを入手することができ、いろいろな切り口から小説家になろうを分析できます。

 たとえば、ある期間に投稿されたすべて作品の総合評価ポイントを取得・調査することで総合評価ポイントの中央値や自分の作品が相対的にどのくらい評価されているのかを調べることができます。

「自分でも小説家になろうのデータを調べてみたい」という方向けに、なろう小説APIの利用方法を解説した書籍を出版しています。

 もともとは技術同人誌として制作したものを基に、商業書籍として出版されたものです。

 小説家になろうのデータ分析をしてみたいという方は、ぜひお手に取ってみてください。

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次回予告

 なろうAPIを使った「なろうデータ分析」シリーズ、次回はレビュー投稿数ごとのユーザー数を調査します!